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夏の黄昏

 今年の夏は、「過去の人」に幾度かふれる夏だった。前職の同僚(半年以上音信不通だった人をはじめ、5名ほど)、大学院時代のアルバイトの同僚(3年ぶり)、大学時代の同級生(2年ぶり)……

 ──などとしみじみ思っていたら、昨晩突然にして、思わぬ伏兵が躍り出た。
 部屋で本の整理などしていると、耳が自動的にテレビの音声を捉えた。ついていたのは、ケーブルテレビの宣伝用チャンネルだ。しょっちゅう地元の天気予報が表示されていて便利なので、最近はとくに観るものがないときにはなんとなくつけているのである。──私の耳が無意識に掴んだのは、大学院時代の同級生、Aの名前だった。
 え。まさか。その瞬間まで聞き流していたが、それはそのケーブルテレビ局のスタッフを紹介するコーナーだった。
 思わずテレビに吸い寄せられる。画面は入社までの経緯を綴るアニメーションに切り替わっていたが、それはAに間違いなかった(但し顔は似ていない)。
 これはまた、驚いた。彼はいつの間に専門を離れて一般就職していたのだろう。そういえば「もうやめちまおっかな」とか言っていたこともあったっけ‥‥。というよりも、こんなものを観てしまう偶然のすごさにこそ驚いていた。正規のテレビ放送でもない、こんな小さな番組で。
 最後にAが笑顔で登場した。髪が少し短くなって、眼鏡なんかかけている(以前はコンタクトレンズだったのだろうか?)。元気そうで何よりだ。

 こういうのも夏の名残(あるいは断末魔)というのだろうか。「観たよ」ってメールは……やっぱりしないでおこうかな。
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by YuyusInstitut | 2005-09-17 18:25

書店にて

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 ダルメシアン柄のバーバパパ*のキャラクター人形が、本と一緒に並んでいました。高さ3cmくらいのビニール人形です。
 どうやら落とし物のようです。お客の誰かが見つけて、たまたまあった隙間に置いたのでしょう。なんだかかわいい光景だったので、こっそり激写。

 バーバパパ公式サイトによると、彼はバーバテンテンといい、宇宙からやってきたのだそうです。




*:懐かしい!絵本が何冊か家にあり、子供の頃よく読みました。私が一番好きだったのは、バーバモジャ。きょうだいの中で一人だけ毛がふさふさしている黒い男の子です。ちなみにバーバテンテンは最近登場した新顔のようです。
 高校生になった頃にシリーズの第1作を初めて読んだのですが、これには衝撃を受けました。冒頭がいきなり「バーバパパは、庭で生まれたんです」──めこめこと地面から現れるバーバパパ。生まれた瞬間から“パパ”だったことも驚きです。その後バーバパパが妻になる人を探しに行こうとしていると、今度はバーバママが地下で育ちはじめ、誕生。夫婦になった二人は地面に卵を埋め、そこから孵化したのが子供たち、というわけです。

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by YuyusInstitut | 2005-03-21 15:37

ウシ学の本

 『ウシの動物学』*という本を図書館で借りました。b0057682_17424032.gif
第1章 究極の反芻獣──哺乳類のウシ・家畜のウシ
 1.1 ウシたちの肖像画
 1.2 大地の覇者
 1.3 ウシの絶滅
 1.4 家畜ウシの繁栄
 1.5 いまのウシの常識

第2章 生きるためのかたち──ウシの解剖学
 2.1 食べるためのかたち──舌・歯・顎
 2.2 逃げるためのかたち──眼・肢・角
 2.3 殖えるためのかたち──子宮・卵巣・乳腺

第3章 もう1つの生態系──ウシの胃
 3.1 反芻胃の構造
 3.2 微生物を食べる動物
 3.3 胃から腸管へ

第4章 家畜としての今昔──ウシの生涯
 4.1 品種—ウシたちの生きざま
 4.2 ミルクと食肉の工場──極限のウシたち
 4.3 品種を残す力・捨てる力
 4.4 病(やまい)──ウシたちの死にざま
 4.5 現代病──今のウシの生き恥

第5章 これからのウシ学──ウシを知りウシを飼う
 5.1 ウシと新しいサイエンス
 5.2 五大陸のウシたち
 5.3 神化史におけるウシの将来
 5.4 ウシからみた地球
 本文の目次を見ただけでも強烈に心を掴むものがあります。「ウシたちの生きざま」「ウシたちの死にざま」「今のウシの生き恥」「これからのウシ学」、そして「ウシからみた地球」!

 一見堅い学術書の体裁ですが、読み物としても大変面白く書かれていて、自然とひきこまれます。そこかしこに著者のウシへの熱い思いが込められ、一般的な研究論文とは異なるものです。
 果たして「あとがき」にこうありました。
…… 本書を手にするみなさんと,これからは「ウシ学」を楽しむ時間を,共に有することができると思う.大切な紙資源を消費して,ウシにまつわる“知識”を伝えるつもりは,私には端からない.私のねらいはただ1つ.本書の一字一句が,ウシを通して,獣医学・畜産学を担う若い人たちに,学問への熱い思いを引き起こすことである.……**
 著者の遠藤さんがもっとも読んでほしいと願う人たちに、私はあてはまりませんが、それでも知の悦びのようなものは感じられます。





*:遠藤秀紀『ウシの動物学』林良博/砂糖英明 編 アニマルサイエンス2 東京大学出版会 2001 (本体価格3,200円)
 アニマルサイエンスは全5巻のシリーズで、ほかに ウマ、イヌ、ブタ、ニワトリ が出ている。
**:遠藤秀紀 2001『ウシの動物学』林良博/佐藤英明 編 アニマルサイエンス 2 東京大学出版会:p170

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by YuyusInstitut | 2005-03-17 17:37

シュタイフ モウモウ姉妹

9月28日(火)

 牛の置き物(Wild Kingdom社 Figurine Holstein Cow)とシュタイフの Magda Kuh が届きました。どちらもなんて早い到着!すごいなあ……。

b0057682_1604212.jpg 置き物の方はアメリカから取り寄せました。注文してから5日での到着。商品の大きさに対してあまりにも大きな箱にびっくりです。中には発砲スチロールの緩衝剤がびっしり。ワレモノだからね……。
 ほどよくデフォルメされていて素敵。眼と鼻の穴の中が濡れたように仕上げてあったりと、なかなか細かい造りです(体長13cm)。
 個人輸入はとっても緊張するので、あまり手を出したくないというのが本音なのですが、これは挑んだ甲斐がありました!

b0057682_161059.jpg Magda Kuh はインターネットオークションで購入しました。普通よりかなりお買得でしたし、何より今国内で買えるところはあまりないのです。掘り出し物!
 実は、イギリスのサイトで注文したシュタイフの Milka Kuh が一昨日届いたばかり。並べると姉妹のよう。よく似ているけれど、Magda(写真右側参照)の方が顔がかわいい。ミルカの牛は小さいサイズも出ていたようですが、どこも品切れ。32cm2頭はちょっとかさばりますね……さすがに。
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by YuyusInstitut | 2004-09-28 18:44