羊のいる風景 N.126-50

 Νr.126『柔らかい記憶』
ただ単に仕上げのスパイスの量が多すぎただけだとどうして言い切れるだろうか?
ともかく試しに切ってみると、中は気泡によって歪んだ蜂の巣様を呈しており、その六角の気泡の一つ一つに小さな金の豚が一頭ずつ入っていた。


 Νr.127『羽毛の詰め合わせ』
日没までにはなんとか店に辿り着いた。しかし、肝心の林檎のムースは売り切れていた‥‥やむをえず木苺のババロアで間に合わせることにしたのだったが、やはり気に入らないようだ。チムリアンはババロアにちらりと目を向けると、首をわずかに傾け不思議そうにこちらを見た。


 Νr.128『松の実共和国の黄昏』
久しぶりに会う彼はすっかり痩せていた。一昨年からC15区の蜂蜜屋で働いているという。彼が蜂蜜について語る様子は異常としかいえないくらいに熱心であり、それで私は彼が以前にもまして我慢ならない男へ変容しているのを知る。


 Νr.129『ウェルカムフルーツ幻想』
彼が包丁で丁寧に切っていたのは西瓜でした。仕上がりがあまりにも薄かったためすぐにそれと気づかなかったのです。一切れそっと持ち上げ透かして見ると、部屋中が桃色に淡く染まりました。


 Νr.130『水溶性の日々』
「御存じのように、彼の趣味はアボカドの種子の収集です。種たちを人質に取ってそれらに対する発芽強要をほのめかせば、ことは比較的容易に運ぶものと考えられます」


 Νr.131『点描』
もう2時間にもなるというのに、ルフカは依然として壁の一点を凝視している。
どうにか彼を帰した後で調べてみると、そこの壁の表面には小さな消しゴムが埋め込まれていた。ごくシンプルな天然ゴムの白い消しゴムだった。


 Νr.132『素敵に毒を盛る』
彼女は6個めのゆで卵もよそ見をしながら殻をむき、ろくに見もせずぱくりと食べてしまった。‥‥いやはや、これでは嫌がらせの楽しみも半減というものである。


 Νr.133『窒息の試作品』
綿にも似たその繊細な花は、彼の品のない身なりにまるでそぐわなかった。そして彼は、花がじわじわと縮んで色褪せていくのにも当然気づかないらしいのだった。


 Νr.134『旋毛』
日常、簡単な塩遣いで解決できることは案外多いものです。


 Νr.135『バリカン』
捕獲された羊とはその午後面会することができた。羊は黙りこくったまま角を触っているだけで、差し入れたセーター(青い丸首で袖と裾に白い羊たちが織り込まれている)にもまったく関心を示さなかった。担当のセラピストによれば、毛刈りの季節を迎えると羊は多かれ少なかれ敏感になるそうだけれど。


 Νr.136『ババロア男』
焼け焦げた表面に入ったひび割れから、確かに声が洩れてくる。耳慣れない、浮遊するような妙な響きの言葉だ。あるいはそれは言語ですらないのかもしれない。たとえるなら詩のない朗読のようなものだろうか。
耳の中を這い回るような感触に耐え切れず逃げ出そうにも、私の体は足下から凍りつき、いまや両手までもテーブルの上で固まりつつあるのだった。


 Νr.137『傾斜──マッシュポテト幻想──』
“水銀通り”の坂を下っていたときのことである。突然背後にめくるめく重低音を感知して振り向くと、湯気を立てた巨大なじゃが芋の群れが転がり落ちてくるところだった(彼らはきっと、石畳で皮がすりむけてしまったことだろう)。


 Νr.138『このあまりにも広い空の下、私は毎日顔を洗って』
洗面台の周りには珍しい種類の練り歯磨きがいくつも並んでいる。その中でクローバーの葉を噛む乳牛の絵が入った銀のチューブが気になったので、それを試すことにした。
蓋を取ると、チューブの口から小さな乳牛が次々に出てきた。‥‥概して皆行儀の良い乳牛のようだったが、歯磨きとしての実用面においてはいささか疑問の残るところである。


 Νr.139『その街は梱包する』
人々の騒ぐ声に押されるようにして店から出た彼女が見たのは、向かいのビルの真上に浮かぶ青い雲のようなものだった。
しばらくするとその雲の下のあたりが布状に変化し、ビル全体を包み込んでいく。ものの数分でビルはすっかりくるまれて運び去られ、跡地は他のビルが詰め合って隙間を上手に隠してしまった。


 Νr.140『庭仕事への招待』
葉脈をたどって行き着く場所は、あたたかく湿り気を帯びた、それなりにやわらかな部屋だろうと推察される。……(中略)……いずれにせよ、ここは本来休暇中の人のために用意された空間なので、貪欲な色素もさすがに立ち入ることを許されてはいないのである。


 Νr.141『霧雨の足跡』
触ってはならない、なぜならそれは古い鳩だから。新しいものはここ以外の棚に無数にあるというのに、多くの者はそれに注意を払おうとしない。


 Νr.142『漂着』
波打ち際で何か丸いものが動いている。波に揺れていたそれをつかまえて見てみたところ、ガラスを薄く丸く吹いたものらしかった。中には半分ほど青い色の水が入っていて、小さいくらげが一匹泳いでいる。くらげは体をかすかな銀色に光らせ、時おり戯れるように触手を螺旋形に巻くのだった。


 Νr.143『モノクローム』
みしみしという微細ながらも不穏なる音を感知し、彼はベッドから滑り出て壁にぴたりとはりついた。すぐに定められた速さで深呼吸を始める(テンポに抗うことを思いつかないわけでもないが、メトロノームの赤い眼が瞬きもせず彼を見張っているのだ)。夜明けまではまだ長い‥‥


 Νr.144『艶消しの人』
……例えば、前作の第2部冒頭シーンと比較して、シマリスの耳の毛羽立ちの解釈などは、特にその変遷の面において注目すべきものがある。しかし今回の新たな試みとしてまずあげられるべきは、全体の輪郭線の不確定性であろう。……
——(AGI通信)


 Nr.145『ポケットの深い穴』
 「いいえ、そんなことはありません。決してね‥‥」犬が嘘を言っているのはあらゆる点から明白だったが、背をやや丸め、うつむき加減に首輪を回している(それも反時計回りに)様子を見ていると、それ以上の追求はとてもできなかった。


 Nr.146『容量』
 結局彼は過ちをおかしてしまったということになる‥‥限界に達し、それ以上の処理を放棄した容器から溢れこぼれ落ちたゼリー玉が転がっていくのを遮ろうともせず、名前のない男はそれらが丸天井に乱反射して描く、絡み合った光の軌跡をとがめるように目で追うだけだった。


 Nr. 147『諦念の色』
 「冗談には真摯なる冗談で報いる」というのが彼の確固たる方針である(但しそれが確立したのは昨日の午後のことなのだが)。昨夜慎重に調合した特製エッセンスの小壜を取り出し、ふたを取ってパンチボウルに1滴落とす。するとてきめんにパンチが目を覚まし、表面を泡立てながら陰気な歌を口ずさみだした。
 その歌を聴いて彼は泣かずにはいられないが、それでもパンチが再び眠りに落ちないようにかき混ぜる。涙をこぼれるままにし、彼はいつまでもかき混ぜる。


 Nr. 148『沈澱する風景』
 いうまでもなく、ろくに訳も聞かずに飛び出したのは失敗であった。しかし仮にここでそれについてわざわざ懐かしく思い起こし、あらためて真剣に歯ぎしりをしてみたところで今さら間に合うはずもない‥‥というわけで、「自暴自棄になるな!」と自らをしきりになだめつつ、とりあえず顔の表面には文句のつけようのない笑顔を登場させておくことに成功していた。
──長い日曜日になりそうである。


 Nr. 149『標準的な品揃え』
「いえ、普通ので結構です」
「“普通”ですね。3種類取り扱っておりますが」
 店員は“普通”と太いゴシック体で書かれた箱を3つ並べてみせた。白いのと、羊の模様のと、色のない大きめなのと。


 Nr. 150『申請書』
「a−36と41、それにk−5、8、13における着色の順序が規定に反しています」
 それだけ言うと、係員は次の申請者に注意を移した。
 もうこれで18回めだ。ファルプフは苦々しい思いで列を離れる。却下された申請用紙をまるめて屑入れに押し込むと、新しい用紙を取った。苛立ちを必死に押さえ込み、慎重に慎重を重ね、決められた色を決められた順にしたがって塗っていく。m−35、n−36... 。
 再び申請の列に並んだ。 78分後、ようやくファルプフの番が巡ってくる。
「d−17、h−6の色が規定に反しています」
 ファルプフは思わず叫ぶ。
「嘘だ!さっきは何も指摘されなかった!」
「この項目に関する規定は17分前に更新されました」
 それだけ言うと、係員は次の申請者に注意を移した。
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# by YuyusInstitut | 2003-03-15 15:00 | 羊のいる風景

嘔吐。/羊のいる風景 Nr.101-25

 Nr. 101『樹形図』
 西の森の奥で薄緑色の煙が一筋、まっすぐに空へと伸びている。林檎の実を根こそぎもぎ取るほどの強風が吹いているにもかかわらず‥‥。斑牛のウジェーヌがまた何かやらかしたのだろうか?


 Nr. 102『ブルーベリーとクリームチーズ』
 当のチムリアンはというと、退屈してとっくに眠り込んでいた。体を巻き込んでしっぽ(本人が思っているほどに立派ではない)の内側にうずめた、おなじみのベーグルパンスタイルである。


 Nr. 103『牛乳』
 私の朝は、毎日見分けのつかないくらいよく似ている。まるで、工場で大量生産されている真っ白な消しゴムたちのように。
 その朝も牛乳を取りに出た。いつも通り門脇の花壇の前に牛乳瓶が1本、行儀良く待っていた。
 食卓で牛乳瓶のふたを取って静かに口をつける──が、おかしなことに飲むことができない。牛乳が出てこようとしないのか、あるいは瓶が中身をしっかりと掴んで離さないのかもしれない。‥‥いやしかし、それも気のせいだろう‥‥
 今日も同じ朝のひととき。


 Nr. 104『飼育講座』
 ル・ポル氏の研究によれば、こういった場合に最も適した穴とは、一日よく晴れた日の夕方に赤かぶを抜いた跡なのだという。
“穴内部すり鉢様側面における凹凸のパターンをデータ化した上で、そのデータをもとに幼生の運動に伴って発生する摩擦熱の測定を繰り返した結果、ある種の赤かぶを採取の際に生じる……”
 なんだか哀しくなってしまった私は本を閉じ、パンとソーセージを買いに出かけるのだった。


 Nr. 105『ゼラチン質』
 ホールには人もまばらで、しかし静かであるかというととてもそうとはいえず、というのも、中央正面のステージで、炎のような髪をした太った女が必要以上に情熱をもって歌っているからだった。


 Nr. 106『サンドウィッチの時間』
「まあ、そうともいえるかもしれないけれど」
 私はとりあえず曖昧に返事をしておいてから、ふちが乾いてしまったサンドウィッチを無視し、脇に添えられているきゅうりのピクルスを皿からつまみ上げて齧った。きゅうりがぱりぱりとつつましい音をたてる。
 その途端、店中の客が一斉に私の方へ目を向けた。


 Nr. 107『スプーン、またもスプーン』
 呼び鈴はなおもしつこく鳴り続いていた。
 手を拭いて慌ただしくドアを開けると、白い服の若い男が立っている。肌も白く、また髪や瞳までがほとんど銀に近いような白色で、その姿はまるで雪原の晴れた朝を思わせた。
 男は鮮やかな黄色の箱を両手に持っており、それを私に手渡すと帰って行った。
 箱のふたを開ける。中には泡立てた生クリームが一杯に詰められていた。表面にはピスタチオが散らしてあり、かすかにブランデーの香りがする。そして、添えられた金のスプーンはまぎれもなく愛用の1本であり、それで私は安心してクリームを食べることにしたのだった。


 Nr. 108『オブラートの色は』
「どうあっても包み直すというの?‥‥つまり、一連の結果として彼女自身が首を伸ばしたくはならない?」
 ──彼の口にすることといったら、どれもこれも見事なまでの粗悪品ばかりだ。


 Nr. 109『素敵なお嬢さん』
 これほどまであからさまに邪悪な形をした耳にお会いしたのは私も初めてです。そういったわけですから、あなたもどうぞそこで溶けてしまって下さい。


 Nr. 110『木曜日の昼食』
 光の輪をそっと重ねていくと、ようやく私にも見えてきた。形になることもできない移り気な粒子の諦めが。その足跡が。──そして、全てはこの高貴な揚げパンの皮の中に詰まっているのだということも。


 Νr.111『芽キャベツも見ていた』
その晩甲板に出ていたのは、実は彼だけではなかった。闇に紛れて海熊が菜園の芽キャベツをあさっていたのである。
 船客たちの多くはそのことを知っていたが、そのうち一人として証言しようとはしなかった。もちろんこの私も‥‥彼には気の毒だが、誰だって海熊などに関わるのはお断りなのだ。



【お知らせ】(2002/07/12)
  御購読の皆様にお知らせがございます!この度メールマガジン『嘔吐。』は誌名を『羊のいる風景』に改めました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

アユミニウム脳内研究所



 Νr.112『聖なるかな』
耳をすますと、チムリアンが高い声で歌っているのがわかった。淡く清らかな旋律が、きらめきながら光の帯をゆっくりとなぞっていく‥‥‥
しかし、それもすぐに断ち切られた。私がこっそり聴いているのに気づいた途端、彼女はぴたりと口を閉じてしまった。深い怒りをたたえたチムリアンの眼の中で、どす黒い炎が渦を巻いている。


 Νr.113『まどろみの人』
きらびやかなファンファーレとともに舞台に登場したのは、ほかならぬパルネその人だった。奇妙な色をしたぎこちないラインの衣装を着こみ、いかにもつまらなそうな様子で立っている。
さて、パルネは執拗な拍手に促され、手にしている皮表紙の本を開いてページを一枚掴み、ぞんざいに破り取って頭上に放った。続けてもう一枚、さらにまた一枚‥‥。舞台に散っていく紙片は着地するそばから滑るように次々逃げていくので、パルネはいつまでも続けるしかない。


 Νr.114『子供嫌い』
「なんだか今まで悪い夢を見ていたみたい」
笑顔でそう言う彼女の眼には、濃い狂気の色が見てとれる。私はさりげなくグラスを右手に持ち替え、左手でアミルカーレに6つめの角砂糖を渡した。


 Νr.115『丸い夢をみる』
花模様の靴を履くのに理由など必要ない。紳士たるもの、いかなるときも信念に従わねばならないのである。そう、たとえその美学を珊瑚に理解されないとしても。


 Νr.116『銀の糸屑』
これ幸いとばかりに彼女は扇風機のスイッチを最大風力に切り替えましたが、実はそれこそが最終的に彼女の敗北を決定づけることになるのでした。


 Νr.117『発疹』
ためしに財布を7.4 回転させてから再度逆さにしてみたが、もう1フールイも落ちてはこなかった。これだけでは、約束していた蝋細工のウニ(中の臓器の構造まで詳しく見られる精巧なもの)を買うにはとても足りない。
やはりこれを返品するしかないだろうか。‥‥包み紙をそっと開くと、向こうも既に感じとっていたようで、チーズは青緑色の醜い斑点を濃く浮き上がらせて待っていた。


  Νr.118『練り粉の午睡』
カッルーガ氏の主張(抜粋):ご覧なさい、見栄えばかり気にしているから、たかだかこの程度の膨脹にさえ失敗してしまうのです。およそ無駄に発酵することほどつまらぬことはありません!


 Νr.119『研磨剤は量り売り』
”木曜日には敷石の白い部分だけしか踏んではならない”というのは私の重要な規則だ。‥‥そして今日は木曜日。
私が敷石から敷石へ軽く跳躍しながら駅構内を移動していると、目の前に見知らぬ男が立ちはだかった。見ればそいつも白い敷石の上に立っている。迷わず突き飛ばそうと私が手を伸ばしたとき、同時に相手の手も伸びてきた。


 Νr.120『夏の日の深淵』
祖父の書庫から持ち出した本を順番に見ているうち、一冊から紙片が落ちた。
拾い上げるとそれはかなり古い写真だった。8人の男が並んで映っている中に若き日の祖父の顔もあった。男たちが囲む小さい丸テーブルの上には、よく太った兎がうずくまっている。満面の笑顔の男たちとは対照的に、兎はひどく大儀そうに見えた。


 Νr.121『白黒シンポジウム』
牛の蹄の跡をたどっていくと、突然ぽっかりと野原に抜けた。中央の池の周りを白黒ぶちの牛たちがぐるぐると行進している。よく見ると、どの牛もめいめい頭にきんぽうげの花輪をのせているのだった。


 Νr.122『テーブルクロス』
彼はクロワッサンをちぎってはカフェ・オ・レに浸し、口に運ぶ。いつものように私はそれを見ないふりをしていた。
彼のこうした子供っぽい振舞いにはいつも苛々させられるが、気を取り直して私はワッフルに向き合う。濃いキャラメルソースを回しかけると、後ろ脚で立つライオンの姿が表面にくっきりと浮かび上がった。ライオンがにんまりと必要以上に笑うので、私はその上にさらにキャラメルソースをかけ、目も口も塞いでしまった。


 Νr.123『夜の振動』
 車両にはほかに三人の乗客がいる。
 一人は50歳前後の銀髪の男で、その口髭の巻き具合は、意図的なのかあるいは単なるくせ髭にすぎないのか判断しかねる曖昧さだ。
あとの二人はというと、双生児であるらしい若い男の二人連れだった。姿勢はもちろんのこと、髪の流れる向きからシャツの模様・布地のこまかなへこみや皺にいたるまで、互いが完璧に左右対称になるよう彼らは細心の注意を払っていた。


 Νr.124『ロカンタのお悩み相談室』
Z・Q:「彼の言うように本当に私は“暗転さえも分割払いで購入するような女”なのでしょうか?それを判定する試薬が無色透明かつ無臭であることを期待するのですが」

回答:「分割払い、大変結構だと思います。御両親もさぞお喜びのことでしょう。さて、しかしこのような場合に適した判定試薬は、無色透明ではありますが但しかなり強い刺激臭を有するものです。お気の毒ですが、人生にも部分的には諦めが必要ということです」


 Νr.125『懐かしいチョコレート』
彼は話を打ち切り部屋を出ていったが、何かを手にすぐ戻ってきた。それは薄青い半透明のガラス壜で、貼りつけられた簡素なラベルには“不公平な石拾い”と印刷されている。私達にはすすめようとせず、彼は自分一人で飲みはじめた。一口分だけグラスに注いでは飲み干しまた注ぐ、といった一風妙なやり方である。
しかしむしろ奇妙だったのは、私達の中に立腹して出て行く者が一人も現れなかったことだろうか。


《アユミニウム脳内研究所よりお知らせ》(2002.9.20)
メールマガジン『羊のいる風景』をご購読頂きまして誠にありがとうございます。当誌は次回より、現行の「5・0の付く日発行」から「週刊」(毎週土曜日発行)へ変更となります。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承下さい。
なお、次回は9月28日(土)にお届け致します。
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# by YuyusInstitut | 2002-09-20 10:30 | 羊のいる風景